Trumpetの音がいくつもの倍音が重なり合って出ているのがわかっていただけると思います。サイレントブラスを通しているので本来のスペクトルとは若干違うのかもしれませんが、設定による変化はあまり見られませんでした。high toneを出すのは得意ではないのですが、それでも楽器自身はdouble high B、triple high Bに相当する振動数を発しています。(この成分だけ取り出せたらいいのですが・・・)
試しに色々な人に吹いてもらったことがありますが、パイパースの記事の通り華やかな音が出る人は高次倍音が強く、柔らかな音が出る人は基準振動が強く高次倍音は5次くらいまでしか出ていないようです。7次倍音以上が強い人は確かにやや音がうるさく感じられたりもします。
ADC-10は8bit分解能22kHzサンプリングで\9,800-、入力はBNC端子なのでマイクなどのジャックに変換するコネクタが必要ですが、まあその程度の出費をしてみてもよいと思われた方は試されてみてはいかがでしょうか。