アメリカというと、よく日本のTV番組などでもカーチェイスの様子が放送されていると思います。同じような番組はあるのですが、まあ町中であのような場面に出くわすことはありません。
私は車の免許を持っていませんから自転車で通勤しているのですが(たぶんとっても危険なことだと思うので、アメリカ等に留学を考えている人はちゃんと免許を取っておきましょうね)、途中の道は制限速度が45mph(72km/h)とか55mph(88km/h)の道だったりします。こちらの人に言わせると「アメリカ人は運転が荒いから・・・」というのですが、私にとっては日本の運転マナーの方が悪いように感じます。日本で60km/h制限くらいの国道を走るのとどちらが怖いかと言われたら、日本の国道の方が怖いです。
＃ 日本で制限速度が88km/hの道を走るなんてことは考えられない。

車に乗っている人にとって見れば、普段見かることのない自転車が走っているのにおののきながら避けていってくれるのだと思うので大変恐縮なのですが、クラクションを鳴らされたこともほとんどありません。
田舎なので、信号のない交差点がいくつかある(研究所内などは基本的に信号がない)のですが、停止の看板があるところでは必ずと言っていいほどちゃんと止まっています。日本で自転車に乗っていると、見晴らしのいい交差点で遙か彼方に自動車が見えたら、自転車は交差点で止まらないとまず轢かれます。その感覚で止まるとほとんどの場合、道を譲ってくれます。ショッピングモールの駐車場などでも、人が見えたら基本的には止まっています。事故が起きたときの補償のことがあるから基本的には歩行者優先の考えが浸透しているのではないでしょうか。

一つだけ慣れないのが車の右折(右側通行だから車線を横切らずに曲がれる。日本でいうと左折の感覚)。信号が赤でも車が来なければどんどん曲がっていってしまいます。ウインカーもつけないんだよね (^^;;;

アメリカのローカルの天気予報には雨の様子を示すドップラーレーダーの画像がつきものです。インターネットでは15分置きぐらいで更新されるのですが、1時間分を動画で見ると、自分のいるところにどれくらいの速度でどれくらいの強さの雨が来るのかがわかるようになっています。雨の強さは、緑-黄-赤の色の変化で10段階ぐらいに示されていて、赤が一番強くなります。

今日の夕方、夕立のような感じで雨が降り始めたのですが見る間に強くなって、一時は強い風を伴った横殴りのまさにバケツをひっくり返したような雨になりました。(15分もしないで通り過ぎて、今は晴れています) The Weather Channel( weather.com )で確認したところ、小さいながらも赤で示された強い雨雲が通り過ぎたようです。「赤のところは強い雨が降っているんだよね」とは知っていましたが、まさかここまで強い雨を示しているとは思いませんでした。雷を伴っていることが多いので「黄色」や「赤」には注意したいと思います。

テネシー州では7月から交差点で信号が赤でもオートバイは進むことができるようになります。不思議に感じるかもしれませんが、これは信号の仕組みが関係しています。

自転車に乗っていて、交通量が少ないところで信号が青になってから渡ろうと思って待っているといつまでたっても変わりません。信号が変わるのを見ているとどう考えてもセンサーがあるとしか思えない信号の変わり方をしています。ところがどう見回しても、センサーのようなものは見えないし、どのように信号に近づいても自転車ではセンサーに引っかからないようです。
で、先のオートバイの話になるわけですが、実は金属探知式のセンサーで信号を変えているのだそうです。ところが、最近のオートバイはアルミとグラスファイバーの部品が多く、信号の金属探知に引っかからないため、交差点で待ちぼうけを食うことが多くバイク乗りに不評だったそうです。信号のシステムがわからずに、ずっと気になっていたので少しすっきりしました。

今日は雨天で延び延びになっていた Annual evacuation drill (避難訓練)が行われました。私のいる建家は2階建てといっても、傾斜地に建っているため各階に出入り口があります。サイレンとdrillであることの放送がされた後、皆さん決められた避難経路でぞろぞろと避難していました。中にはコーヒーカップ片手の人などもいて、実に穏やかな避難訓練風景でした。

このところ盛んに宣伝していた映画。

Finding Nemo

X2: X-Men United

The Matrix: Reloaded

The Hulk

Charlie's Angels: Full Throttle

ドラマのBuffy The Vampire Slayer と アニメのThe Powerpuff Girls。 どちらも日本で放映されていると思います。

日本で放送されていることを知っていたくらいで、あまり面白いと思っていなかったのですが、 会社から帰ったときテレビをつけると、Buffy The Vampire Slayerが2話連続で再放送 されています。第3シリーズの途中から見ていて今は第6シリーズに入ったところだと思います。 ホラーものと思っていたのですが、コメディータッチでなかなか楽しいです。

The Powerpuff Girlsは図柄は典型的なアメリカのアニメ。Bubblesがお気に入りです。
＃ Bubblesの顔型クッションを買おうか迷っている (^^;

去年の春から夏にかけて、近所にできた室内プールで一生懸命泳いで、ダイエットしたのですが、昇進試験、出張手続きとストレスがたまって見事にリバウンド。こちらでの個人的な目標に、「アメリカの食生活で健康的にダイエット」をあげるような状態でした。

こちらに来てしばらく、パイだとかアイスクリームだとか、あまり気にせず食べていたら案の定、体重が微増傾向に。
＃ でも、甘いものがおいしいんだよね(^^;
食品に必ずと言っていいほど表示してあるカロリー表を見てみると、ちょうど甘いものの分(パイ1個で 400kcalもある(-_-;)カロリーオーバーしていることが分かりました。

甘いものの買い置きはやめて(とはいえ、オレンジジュースや果物は毎日とっていますが)、週末は少し規制緩和(^^)という風に食生活を調整したら、2ヶ月くらい前一番重かったときに比べて9 lb.(1 lb.=453.6gなので、4kg)落とすことができました。これでやっと去年の夏と同じ程度です。もう10 lb.ほど脂肪を落として、5 lb.ほど筋肉がつくとうれしいのですが・・・
＃ 元の体重と脂肪量が違いますし、歳をとって基礎代謝量も下がりました。 育ち盛りの皆さんは無理なダイエットはしないように(^^)

こちらのダイエット関連のCMだと「90日間で体重を40 lb.、ウェストを10 inch 落とせます」なんてやっていますが、何せ元がすごいですから。体重80kg体脂肪率50%超の人が20kg落とすのと、体重60kg体脂肪率30%そこそこの人が20kg落とすのでは意味が違いますよね。(体重60kg体脂肪率33%で脂肪が20kg。体脂肪率0%なんてあり得ないから、骨身を削らないといけない。こうやってダイエット広告を見ると体重の減り分に対して脂肪があまり減っていない、ひどい商品が意外とあったりします)
＃ 私の4kg減も実は体脂肪率の変化にすると大したことがなかったりする (T-T)

こちらの通販番組は"paid program"という形で、放送の権利を広告主に売ってしまって、放送内容に放送局が責任を持たないものがほとんどです。たまに宗教関係のpaid programなんてのもあります。(やっぱり、怪しいんだろうな)

さて、日本の通販番組なんてまじめに見たことがないので比較できないのですが、こちらの売り込み文句の最後、値段のところでちょっと面白いことに気がつきました。
日本だと「通常価格2万円のところ、なんと2つで9980円」なんてやっていますよね。おまけが付いたりするところは一緒なのですが「通常$29.99の4回払いのところ、なんと$29.99の3回にいたします。」という表現で総額を言わないものばかりです。
＃ 「$160、$39.99の4回払いを、$19.99の6回払いに!!なんと$40もお得」
＃ なんてのもあった(^^;
確かに安くはなっているのだけれど、なんだかだまされているみたいでイヤですね。

「月に$30でお釣りが来るくらいの出費なら」というのが消費者心理に訴えているところだと思います。もちろんカード破産などもあるらしく、その救済団体のCMもやっていたりします。

アパートのすぐ横を小川が流れていて、小川沿いに木が生え草むらが広がっています。アパートの裏手になるし寝室にある小さな窓からしか見えないので、普段あまり気にしたことがなかったのですが、昨晩たまたま窓から覗いてみたら蛍がいました。
私もそこそこ年寄りですし田舎育ちなので、子供の頃は蛍がまだ身近な存在でしたが、それでも、草むらで数匹光っているというイメージしか持っていませんでした。それが、星空が舞い降りてきたかのように、木々の枝のあちこちで蛍が光っていました。 一瞬、クリスマスツリーなどにつけるイルミネーションでもついているのかと思ったほど。とても優しい光の天然のイルミネーションです。
＃ 英語で蛍は、lightning bug. ・・・身も蓋もない(^^;